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<title>あばれはちまん</title>
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<title>ﾁﾝ毛のこと､世界の終わりについて</title>
<description> 親しい同僚のﾁﾝ毛が燃やされてしまったらしい｡序として考えられる文字の組み合わせの中でも酷い部類に入るんだと思うんですが､神様はどんなｸｽﾞにも奇跡という手段を使って救いの手を差し伸べると思うんです｡例えば今回の序も川端康成の名作｢雪国｣の序とﾘｽﾞﾑ的に似通っているあたりの奇跡がきっと施されていると思うんですよね｡親しい同僚のﾁﾝ毛が燃やされてしまったらしい｡国境の長いトンネルを抜けると雪国であった｡あ､全然似通っ
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<![CDATA[ <i>親しい同僚のﾁﾝ毛が燃やされてしまったらしい｡</i><br /><br />序として考えられる文字の組み合わせの中でも酷い部類に入るんだと思うんですが､神様はどんなｸｽﾞにも奇跡という手段を使って救いの手を差し伸べると思うんです｡例えば今回の序も川端康成の名作｢雪国｣の序とﾘｽﾞﾑ的に似通っているあたりの奇跡がきっと施されていると思うんですよね｡<br /><i><br />親しい同僚のﾁﾝ毛が燃やされてしまったらしい｡<br />国境の長いトンネルを抜けると雪国であった｡</i><br /><br />あ､全然似通っていない｡奇跡が施されていない｡<br /><br />まぁ､神の不在をｻﾗっと証明してみて､とにかく親しくしている同僚のﾁﾝ毛が燃やされてしまったらしいんです｡<br /><br />どこぞの元気の良い娘っこが多数在籍するお店に行き侍り彼のﾁﾝ毛は､そんなｻｰﾋﾞｽがあるんですかね?1,500円くらいかな?とにかくこう､ﾎﾞｳっと燃えてしまったらしいんですよ｡ここで問題なのは｢～らしい｣という表現でつまり､僕は彼のﾁﾝ毛が燃えてしまうのを直接直視したのではなく､彼のﾁﾝ毛が燃えてしまった事実はあくまで第三者から間接的にもたらされたものなんですね｡本当かどうか?本人に確認したわけではない｡<br /><br />みなさんどうでしょう?親しい人の陰毛が燃えてしまったか否か?直接確かめる術を常日頃から用意できているでしょうか?<br /><br />これ､訊けるか?ってﾊﾅｼなんですよ｡｢ねぇ､燃やされたんだって?ﾁﾝ毛?｣て､どんな顔して訊けばいいのか?少なくとも僕には出来ない､もうあの頃みたいに笑えない｡だって､ﾁﾝ毛ですよ､ﾁﾝ毛｡ﾁﾝ毛が､あのﾐﾈｽﾄﾛｰﾈが燃やされたんですよ｡軽々しく扱うことができようﾊｽﾞがない｡<br /><br />ここはじっくり待つ必要があると思ったんですね｡彼が自ずから僕に､ﾁﾝ毛が燃えてしまったことを告白する日がやってくるのを｡<br /><br />彼とはﾁﾝ毛以外のことでは従前同じく､よくﾊﾅｼをしました｡仕事上の愚痴を言い合ったり｡おいしいﾊﾟｽﾀ屋さんの情報を交換したり｡<br />でも､待てど暮らせどﾁﾝ毛についての独白がひり出されることはなかったんですよね｡<br /><br />ﾁﾝ毛　ﾁﾝ毛　ﾁﾝ毛<br /><br />人間を終らせるものはなんだと思いますか?<br /><br />僕は､それは｢知的意欲の低下｣だと思うんです｡知ろうとする意欲の低下､知らしめようとする意欲の低下｡知ろうとしなくなって､教えようとしなくなって人間は人間であることを止め､やがて死んでしまう｡<br /><br />彼は僕に､己がﾁﾝ毛についての事実一切を知らしめることはなかった<br />僕は彼のﾁﾝ毛が燃やされてしまった事実を知ることができないでいた<br /><br />今回のこれがﾁﾝ毛ではなくって例えばﾘｰﾏﾝ予想あたりであれば､誰かいつかきっとその謎を解き明かしれくれる<br /><br />ただしそれがﾁﾝ毛であれば､いや､ﾁﾝ毛であるから人はそれに見向きもしない､ﾁﾝ毛だからいいや､と｡知的な意欲がﾁﾝ毛であるが故に無くなってしまう｡ﾁﾝ毛を取り巻く人間全てがﾁﾝ毛であるが故､ﾁﾝ毛である事実もろとも諦めてしまう｡<br /><br />彼のﾁﾝ毛は燃やされてしまったか否か?<br />もしそうだとすれば何故彼のﾁﾝ毛は燃やされなければならなかったのか?<br />よくよく考えてみれば､どうでもよかったんですね｡たかが他人のﾁﾝ毛です｡燃えていようが燃えていまいが､知る必要なんてない｡<br /><br />世界の終わりの日の天気は､きっと「雨」なんだと僕は思うんです｡<br />全てを諦めさせる為に､全ての生きる熱意を冷ます為にきっと雨が降ると思うんです｡<br /><br />人は､考える対象の中心にあることはもとより､その外縁の一点に"ﾁﾝ毛"がありさえれば考えることを止めてしまう｡ﾁﾝ毛とはつまり､この世の終りに人々の痛みを和らげるﾓﾙﾋﾈの役割を果たす､麻薬のようなﾓﾉなんだと思うんです｡知ろうとして､教えようとして､生きようとしてもう僕らは苦しむ必要がない｡そこにﾁﾝ毛があれば､もう考えなくっていいんだ｡あれだけ僕を悩ませた疑問も､心を削って考えた問題も､もうどうだっていいんだ､だってﾁﾝ毛がついてるぜ､といった具合に､ﾁﾝ毛が着きさえすれば､もうどうでもよくなる｡すべての事象はﾁﾝ毛をもって意味をなさなくなる｡朧にそんなことを考えるんです｡<br /><br />人の考える､或いは知らしめる欲望を減じさせる癒しの雨とはつまり､ﾁﾝ毛のようなｶﾀﾁをしているんだと思うんですよね｡ ]]>
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<dc:subject>無駄話</dc:subject>
<dc:date>2009-11-21T22:42:18+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポルセリーナ</dc:creator>
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<title>人皆すべて梨を目指す</title>
<description> いきなりでなんなんですけど､梨｡梨ほど､梨ほど人間に受け入れられ易い自然はないんじゃなかろうかと思うんですよ｡さっき梨を食っててしみじみ思ったんですけどね｡人の為に準備された自然ってのがあって｡それには水があって､空気があって｡その次は梨じゃなかろうかと思うんです｡ここで､ﾂﾀﾔでちあきなおみといきものがかりのCDが並べて置かれていたとしていきものがかりを手に取っちゃうようなｷｯｽﾞは｢梨より太陽光なんじゃね?｣あたり
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<![CDATA[ いきなりでなんなんですけど､梨｡梨ほど､梨ほど人間に受け入れられ易い自然はないんじゃなかろうかと思うんですよ｡さっき梨を食っててしみじみ思ったんですけどね｡<br /><br />人の為に準備された自然ってのがあって｡それには水があって､空気があって｡その次は梨じゃなかろうかと思うんです｡ここで､ﾂﾀﾔでちあきなおみといきものがかりのCDが並べて置かれていたとしていきものがかりを手に取っちゃうようなｷｯｽﾞは｢梨より太陽光なんじゃね?｣あたりの､ﾑﾜｯとした夏草のやうな返答をするんじゃないかと思うんですが､ﾎﾝﾄ､昭和からやり直して欲しい｡秋田へ帰る汽車賃があればひと月生きられるという歌詞の意味を噛み締めて欲しい｡太陽光を嫌う人がたまに紹介されるじゃないですか?世界まる見えあたりで｡でも､梨を嫌う人間ってのはついぞ紹介されていない｡そう､｢世界に梨が嫌いなﾋｭｰﾏﾝﾋﾞｰﾝｸﾞは存在しない｣んですね｡<br /><br />先日､銀行に行ったんですよ｡<br />ちょっとした手違いで僕の､光り輝く五千円を彼方の口座に振り込むというある種ﾛｯｷｰﾄﾞ的な手続きは停止したんです｡振込み用紙の記入を僕が間違えたのが原因だったんですが｡その際､僕が窓口の女性(ﾊﾙ･ﾍﾞﾘｰ似)に発したｺﾄﾊﾞが｢あ､失礼!｣だったんですよね｡<br /><br />あ､失礼!<br /><br />ｽﾄﾘｰﾄ育ちの悪戯っ子 俺をやっつけるのは簡単じゃないぜ 何か食う物を恵んでくれよ 生きているうちにはきっと返すからさ<br />を地で行く汲み取り便所育ちの僕がですよ､咄嗟に発した言葉がｲｷﾞﾘｽ紳士ばりのexuse me,pardonですよ｡なんていうのかしら?お母さん僕はここまで来ました的な､社会性への一里塚に達した気がしたんですね｡<br /><br />自分が間違っていた時には､相手に失礼したと謝ること<br /><br />僕らが身につける礼儀や教養や､着けるべきﾈｸﾀｲの柄や､左方優先の交通ﾙｰﾙやら､箸の使い方やらは全て｢社会に受け入れられたい｣と願うからじゃないですか?もっと遡れば"あかさたな"や"1+1"を学ぶ理由も｢人間社会に受け入れられるため｣だと思うんですね｡<br /><br />僕らが教育され､いつしか自ずから得ようと願った社会性とは､つまりは梨を目指す道なんじゃなかろうか?<br /><br />そう考えるんです｡<br />僕らはﾃｽﾄで赤点をとって親に叱られ､紺のｽｰﾂに白の靴下を穿いて馬鹿にされ､危険をかえりみず死地に飛び込み､順番に並んでﾗｰﾒﾝを食べる<br /><br />すべて梨になろうとする過程だと思うんですね｡<br />だとしたら､僕らはもっと気楽でいい､ｲｰｼﾞｰで良いと思うんです｡<br />どんだけ頑張っても､行き着く先､最高到達点は｢梨｣なんだから｡ ]]>
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<dc:subject>無駄話</dc:subject>
<dc:date>2009-11-15T19:39:37+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポルセリーナ</dc:creator>
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<title>ｼﾞｷﾞｰ10</title>
<description> 人間社会に天使や悪魔がいるとして､それはきっと文字や言葉の体を為しているんだとｼﾞｷﾞｰは考えている｡ﾌｧﾝﾀｼﾞｰの世界で描かれるそれらのように羽根が生えたり､尻尾の先が尖っているものではなく､読み聞きする人間に捉えられ､彼によって属性が決められる言葉こそが天使や悪魔なのだと考えている｡ただし例えばﾅｲﾌで人を殺した殺人犯に､｢ﾅｲﾌを振り上げろ｣という言葉が囁かれていたとしてその言葉が&quot;悪魔である&quot;とするのは愚者の行う責
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<![CDATA[ 人間社会に天使や悪魔がいるとして､それはきっと文字や言葉の体を為しているんだとｼﾞｷﾞｰは考えている｡ﾌｧﾝﾀｼﾞｰの世界で描かれるそれらのように羽根が生えたり､尻尾の先が尖っているものではなく､読み聞きする人間に捉えられ､彼によって属性が決められる言葉こそが天使や悪魔なのだと考えている｡ただし例えばﾅｲﾌで人を殺した殺人犯に､｢ﾅｲﾌを振り上げろ｣という言葉が囁かれていたとしてその言葉が"悪魔である"とするのは愚者の行う責任転嫁の一種であると考える｡言葉の体を為している天使や悪魔はもっと､それがそうだとはわかりにくいｶﾀﾁで実社会に顕れるのだと考えている｡<br /><br />歩道沿いのﾊﾞｽ停にある古びたﾍﾞﾝﾁに腰掛け､ｼﾞｷﾞｰは行き交う人々のことをぼんやりと眺めていた｡初冬の風がﾋﾞﾙの合間を抜け､歩道に積もった枯葉を吹き散らす｡枯葉は一度ふわりと舞い上がり､ゆらゆらと揺れながら､元居た歩道に落ちていく｡再び落ちた枯葉は歩道のﾀｲﾙ模様と相俟ってまるで意味を有しそうな､それは魚のような､聖者のような､見る人に拠ってさも意味有り気な模様を構成していく｡眼前を歩む人々､路面に描かれた､後付にきっと意味を有するであろう模様｡ｼﾞｷﾞｰは目を閉じて､そのいずれからも離れたいと願った｡<br /><br />力無くﾍﾞﾝﾁに座り込むｼﾞｷﾞｰの脳裡に､歩道に枯れ葉がゆらゆらと落ちるように､ある言葉が揺れ落ちてきた｡<br />"宋ﾎﾞﾍﾞと渡辺篤史は似ている"<br /><br />ｼﾞｷﾞｰは慄然とした｡何が起きているのか?理解できなかった｡<br />大きくﾌﾞﾚｽして､落ちてきた言葉を心の中で反芻する"宋ﾎﾞﾍﾞと渡辺篤史は似ている"<br />ｼﾞｷﾞｰはもう一度大きく深呼吸して話し掛ける｡｢落ち着いて､ｼﾞｷﾞｰ｡確かにｼﾞｷﾞｰが唱える"似ている"ｼﾘｰｽﾞは誰にも理解されないものが多いよね｡でも､今回のこれは､ﾀﾞﾒさ｡だって､絶対に､絶対に似ていない､ﾐｽ･ﾕﾆﾊﾞｰｽと烏龍茶が似ているとするようなものさ｡誰もそうだと思わないよ｣誰にも賛同されないであろう"宋ﾎﾞﾍﾞと渡辺篤史は似ている"の言葉を抱いてｼﾞｷﾞｰは､為す術無くﾍﾞﾝﾁから立ち上がれずにいた｡<br /><br />ｼﾞｷﾞｰの前を､顔を失くしてしまったかのような大勢の人々が行進を続ける｡<br />唾棄すべき､しかし拠るべき日常が行進している｡<br />ｼﾞｷﾞｰの心の奥底に確かにある"宋ﾎﾞﾍﾞと渡辺篤史は似ている"の､言葉｡<br /><br />縦横に線を引かれただけの歩道と枯れ落ちた葉とで構成された無意味な模様は､やがて､本当に意味を帯びて､それに気付いた人を祝福するかもしれないし､呪うのかもしれない｡つまり天使や悪魔とはそのような､意味を為さない文字の連続から始まるんだ｡<br /><br />再び社会に還る為に､多くを愛する為には一度遠くそれら全てから遠く離れなければならないんだ｡<br />誰からも見放されて､独りにならなければならないんだ｡星が美しく光って見えるのは遠く離れて眺めるからなんだ｡誰をも捉えなかった"宋ﾎﾞﾍﾞと渡辺篤史は似ている"という言葉で僕は一度社会から､集団から日常から未来から凡庸から世界から大きく離れて､そしてそれらを遠くから､そこに戻るために強く愛さなけらばならないんだ｡<br /><br />ｼﾞｷﾞｰはﾍﾞﾝﾁからしっかりと､立ち上がった｡<br />行くべき方向へ踵を返し､その先を睨みつける｡<br /><br />己の中の"宋ﾎﾞﾍﾞと渡辺篤史は似ている"という言葉が､暖かいぬくもりを帯びていくのをｼﾞｷﾞｰは感じていた｡ ]]>
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<dc:subject>ｼﾞｷﾞｰ</dc:subject>
<dc:date>2009-11-08T20:31:20+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポルセリーナ</dc:creator>
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<title>砲丸少女</title>
<description> 僕は生きていく上で出来るだけ他人を傷つけたくなくって｡そのようなﾑﾜっとした､牛の精液のような青臭い成分で僕は出来ているんですが｡最近､また人を傷つけてしまいそうな場面に遭遇したんです｡県民運動公園という譲二の遺産でﾄﾎﾞﾄﾎﾞ走っていましたら､何やら競技をする一団と遭遇したんです｡彼らは砲丸を放っていたんですね｡そこまでは何ら驚くことはない｡なんせ僕は砲丸投げに対して非常にｵｰﾌﾟﾝなんですね｡熊本県の県木は銀杏､県の
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<![CDATA[ 僕は生きていく上で出来るだけ他人を傷つけたくなくって｡そのようなﾑﾜっとした､牛の精液のような青臭い成分で僕は出来ているんですが｡最近､また人を傷つけてしまいそうな場面に遭遇したんです｡<br /><br />県民運動公園という譲二の遺産でﾄﾎﾞﾄﾎﾞ走っていましたら､何やら競技をする一団と遭遇したんです｡彼らは砲丸を放っていたんですね｡そこまでは何ら驚くことはない｡なんせ僕は砲丸投げに対して非常にｵｰﾌﾟﾝなんですね｡熊本県の県木は銀杏､県の鳥は雲雀なんですが､県ﾎﾟ(県のｽﾎﾟｰﾂの略)は｢砲丸投げ｣で良いと僕は常々思っているんですね｡まぁ嘘ですけどね｡で､今回砲丸を放っていたのは女子高生だったんです｡<br /><br />僕は､砲丸投げを選択した彼女達に､何故貴女は砲丸投げを選択したのか?何故砲丸でなければならなかったのか?彼女たちを傷つけないで問うｽｷﾙを持ち合わせていない<br /><br />んですね｡何故砲丸投げでなければならなかったのか?問う機会があったとして彼女達を傷つけないで問う話法に関して適当なﾓﾉを全く考えつかなかったんですね｡若い身空です｡いろいろ選択出来たと思うんですよ｡短距離走とか油絵とか縦笛とか｡数多の選択肢の中からあえての砲丸投げ｡おそらく尊大で荘厳な理由があるんでしょうがそれについての彼女の由を問うに当たって軽々しく事に及んではならない｡なんせ彼女達のｺｺﾛはｶﾞﾗｽ細工｡社会人として､いや人間として僕が得てきた人当たりの滑らかさ全てをぶつけても｢どう?砲丸?｣とにこやかに､なんならｶﾂ丼片手に語り掛ける位しか考え付かないんですね｡<br /><br />また人を傷つけてしまう可能性が僕にあることに戦慄しながら更にﾄﾎﾞﾄﾎﾞと走っていましたら､今度は芝生の広場で楽しげにｺﾞﾑのﾎﾞｰﾙでｷｬｯﾁﾎﾞｰﾙに興じるｶｯﾌﾟﾙを見掛けたんです｡年の頃はちょうど砲丸少女と同じ位｡青い空に蛍光色のﾎﾞｰﾙが映えて､眩暈がしそうです｡<br /><br />ｶﾞﾘﾚｵ･ｶﾞﾘﾚｲがﾋﾟｻの斜塔から大小二つの鉄球を落下させ､物体が自由落下する時間は物体の質量に関係なく同じであると証明したのは事実ではないらしいんですね｡弟子の創作らしいんです｡<br /><br />誰か､この腐れﾌﾞﾛｸﾞを見ている人の中で誰か､もしも､もしも砲丸少女と話す機会がある人がいるとすれば､どうか彼女に伝えてはくれないでしょうか?僕が､物理の法則に新しい法則を加えて欲しいと願っていたことを｡<br /><br />あの日白いﾜﾝﾋﾟｰｽの彼女が放ったｺﾞﾑﾎﾞｰﾙと､砲丸少女が放った砲丸は､同じ質量であったと｡<br />白いﾜﾝﾋﾟｰｽの彼女が放った9ﾒｰﾄﾙは､砲丸少女が放った6ﾒｰﾄﾙと同じ距離であったと｡<br /><br />早く大人になりたい彼女と<br />一途に砲丸でなければならなかった彼女<br /><br />白く青に映え､放物線の黄色と<br />白く同じく青に映え､但し鈍色でなければならなかった彼女<br /><br />貴女と白いﾜﾝﾋﾟｰｽの彼女は価値を同じくしていたと､砲丸少女に伝えてはくれないでしょうか? ]]>
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<dc:subject>無駄話</dc:subject>
<dc:date>2009-10-12T20:51:59+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポルセリーナ</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>君はもっとﾔｸﾙﾄでいい</title>
<description> ～画家にとって最も不幸なことは､描く対象を木枠で限らなければならないことだ～ﾌｨﾝｾﾝﾄ･ﾌｧﾝ･ｺﾞｯﾎｸﾙﾏで道路を走っていましたら警察官から路肩に誘導されまして｡何だろうねと思いｸﾙﾏを停めたところ丁度その日は&quot;交通事故ｾﾞﾛを目指す日&quot;らしくって｡地元の中学生達ですかね?体操服を着た蒼い彼らは道行くﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ達に交通安全と事故防止に努めて下さいというﾒｯｾｰｼﾞとともにﾔｸﾙﾄを配ってたんです｡順番待ちして僕も女子中学生からﾔｸﾙﾄを頂
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<![CDATA[ <i>～画家にとって最も不幸なことは､描く対象を木枠で限らなければならないことだ～<br />ﾌｨﾝｾﾝﾄ･ﾌｧﾝ･ｺﾞｯﾎ</i><br /><br />ｸﾙﾏで道路を走っていましたら警察官から路肩に誘導されまして｡何だろうねと思いｸﾙﾏを停めたところ丁度その日は"交通事故ｾﾞﾛを目指す日"らしくって｡地元の中学生達ですかね?体操服を着た蒼い彼らは道行くﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ達に交通安全と事故防止に努めて下さいというﾒｯｾｰｼﾞとともにﾔｸﾙﾄを配ってたんです｡<br /><br />順番待ちして僕も女子中学生からﾔｸﾙﾄを頂戴したんです｡<br />で､道すがら､ﾔｸﾙﾄをあおりつつ僕は考えたんですね｡いつか世界に交通通事故無き日がやって来ることをみんなで願ったあの快晴の日の午後に｡<br /><br /><i>一体どこからどこまでがﾔｸﾙﾄなのか?</i><br />まぁ､僕が考えたってのはこれなんですが｡ﾔｸﾙﾄの範囲について｡<br /><br />もうね､一体全体どこからがﾔｸﾙﾄなのかってﾊﾅｼなんですよ｡<br />あのﾌﾟﾗｽﾁｯｸ容器に入れられた甘酸っぱい本体だけで"ﾔｸﾙﾄ"なのか?本当にそれでいいのか?そう考えたんですね｡<br /><br />文頭ｺﾞｯﾎの､あの名言｡というかあの名言ってのは僕がさっき便所で考え付いたﾔﾂで､ｺﾞｯﾎどころか全ての画家に全く関係ないんですけど｡画家にとって最も不幸なことは､描く対象を木枠で囲わなくてはならないことなんですね｡どこまでも広がる世界を描きたいのに､いつかどこかで限らなければならない｡絵を描く難しさはそこにあるのでしょうし､だからこそ画家は絵を描くのでしょう｡<br /><br />それと同じで､ﾔｸﾙﾄを容器に入った液体だけであるとして終らせて良いのか?<br />限るべき境はﾌﾟﾗｽﾁｯｸの殻であるとして､それは言い様の無い不幸を内包しているんじゃないのか?僕はそう考えたんですよ｡<br /><br />もっと､彼女達からﾔｸﾙﾄでいい<br />体操服を着てﾔｸﾙﾄを持った彼女達自身から既にﾔｸﾙﾄはﾔｸﾙﾄであっていい<br />そう考えたんです｡<br /><br />もう意味の無いﾌﾟﾗｽﾁｯｸの殻で世界を限るのは止めよう<br />ﾔｸﾙﾄを持った貴女はもうﾔｸﾙﾄだ､そして､いつか､やがて､僕もﾔｸﾙﾄだ<br />もっと君はﾔｸﾙﾄであってよい､そして僕もﾔｸﾙﾄであってよい<br /><br />そんなことを考えたんです｡理由なんてないですけど｡ ]]>
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<dc:subject>なに書いてるのかわかんねーや｡</dc:subject>
<dc:date>2009-10-06T21:32:18+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポルセリーナ</dc:creator>
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