FC2ブログ
あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
雨の日にカッパが選択されない理由
2007-07-15 Sun 22:51
友人と二人で昼飯を食べに行ったんですよ。

「あっさりとした昼食を二人で」というテーマの元、車でウロウロしたんですが。何故か二人は「ステーキ専門店」という看板が高々と掲げられていた駐車場にスルスルと、まるでアストンマーチンでも停めるかのように悠然とクルマを停めてくれたんですね。

悠然とクルマを停めた男爵二人。混雑する店内に入ったんですが、元々あっさり志向の強い男爵達は店内を漂うお肉様達のムワリとした脂香りでもうお腹一杯なんですね。ムニュを眺める姿も息絶え絶え。一番あっさりしていそうな「きのこハンバーグ」をオーダーしたんですよ。

男爵二人は同じきのこハンバーグを頼んだんですが、中々出来あがって来ないんですね。後から来た臨席のステーキはすぐ出て来たんですが、きのこハンバーグはなかなか出て来なかったんですね。店側もそのオーダーがあると予想していなかったかのような遅れっぷりだったんですね。

で、ようやく出て来たきのこハンバーグのメインであるきのこを、舐るように食らったんですが。中々出て来なかったきのこをねぶりつつ僕は、何故か「雨の日にカッパを着ない理由」を考えついたんですね。

雨の降る日にカッパを着るのは、いわば「抗戦」なんですね。少しの雨水の進入も許さない、抗う意志の明示なんだと思うんですよ。でも、最近カッパを着る人ってのをパッタリ見ないんですね。確実に減ってると思うんですよ。"man in the カッパ"という状態の人は。どうでしょう?最近カッパを着たことがありますか?カッパを着る人は少なくなったと思うんです。殆どの人は傘で済ます。雨水の進入を緩やかに受け容れているんですね。

ステーキ専門のお店でステーキを頼む=お肉の波に溺れる未来の許容。
雨が降ってるのに傘で済ます=濡れる未来の許容。

ステーキ専門のお店できのこハンバーグを頼む=お肉な未来への抗い
雨が降っているならカッパを着る=濡れる未来の拒絶。

人はもう、抗うことを止めたんですね。事の進むまま、流れのままに生きていく。カッパを着る人が少なくなったのも同じ理由なんですね。流れにまかせて、ステーキ専門のお店ではきのこを舐らずお肉を当然と受け容れるように、雨水を受け容れる。

カッパを着ない人々で構成される未来。
戦う意志のない人々で構成される、未来。

それでいいのか?
諦めて、雨水に濡れてニヤケ面。ステーキ専門店でニヤケ面してお肉様と踊る、奴隷。

戦う意志があるのなら、一滴の侵しも許すつもりがないのなら人はカッパを着るべきだと思うんですよね。
スポンサーサイト



別窓 | なに書いてるのかわかんねーや。 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<パルック | あばれはちまん | いいオンナは西を向く>>
この記事のコメント
・「はいりやすさこそが」
一番大切な時代になったと思うんです。カッパのほうが、妨水性は高いけども最初がめんどくさい。最初がめんどくさいくらいならやらないほうがマシだ、そんな時代を笑うように台風が来る、景色が変わる。傘では対抗できない風雨のなか、カッパを着込んでみずかさの増した川を見にでかけるポルセさんが見えるようです
2007-07-16 Mon 00:40 | URL | ハラキリ #-[ 編集] | top↑
・「ハラキリさんへ~純愛小説~」
台風や地震で被害を被った方々にお見舞いを申し上げます。こんなトコロでなんなんですが。

これが一編の小説の中の出来事であるとすることが許されるのならば、その小説の中で豪雨の中カッパを着込み水かさの増した川を見に出掛けようとする僕の後を追ってきたハラキリさんに、長靴から便所にある木で出来たスリッパに履き替えることを求められたい。純愛とはなんなのか?木の便所スリッパで草茂る斜面に挑むことでその答えを出したい、そんな気分になりました。
2007-07-16 Mon 19:36 | URL | ポルセリーナ #GBQCP7FA[ 編集] | top↑
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| あばれはちまん |