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あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
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テンションの上げ下げについて
2009-01-10 Sat 21:49
他人様の耳目を集めんがため、ドラマのレビューをやってみたいと思います。
こうみえて読書感想文には絶対の自信があったものです。あれって作品のあとがきをチョロっと眺めて書けば楽勝♪なんていう話を時々聞くんですが僕に言わせれば全然ダメですね。0点です。ハナクソです。その音符はなんだ!!読書感想文なんてのは「適当にパカッと開いたページと、そのページの前後1ページで貴方自身の物語を紡げ」という問題なんですね。貴方が3ページ読んだその本のストーリーは貴方自身に委ねられているんですね。舌きり雀の物語からスタンダールの赤と黒の感想を展開することも充分可能なんですね。読まないことによって得られる感想がある、貴方の腕の見せ所です。

先日、ドラマを観ていましたら仲間由紀恵が相手の俳優に「もし良かったら次の駅まで歩きませんか?」なんて言ってたんですよ。

あなたさえ良かったらもう少し歩いて、お互いのことについてもう少し話をしたいという仲間由紀恵の願いに相手の俳優は「…ハイ」みたいな感じ、ちょっとスカした感じで、まるで愛犬が撲殺されたかのようなテンションで承諾していたんですが僕に言わせれば全然ダメ、なんですね。件の俳優は虚構から脱していないんですね。もっとテンションをモリっと上げなさいよと。観衆である僕らともっとシンクロしなさいよと。

僕が仲間由紀恵から「もし良かったら次の駅まで歩きませんか?」と水前寺駅で言われたとしましょうよ。次の駅なんて新水前寺駅ですよ。電車通りを越えてすぐ、歩いて5分も掛からない。僕だったらそうですね、次の駅なんぞ言わずに「豊後高田駅」(隣県)までは歩きますね。テンションなんぞモリモリ上がってて、もしかしたら失禁しているかもしれない。仲間由紀恵は立野駅あたりで疲れて歩けなくなるんですが、そんな由紀恵をおぶって僕は豊後高田駅目指して歩くんですね。己が両の肩甲骨に全神経を集中して由紀恵の乳r…ああ、この話はもういいや。まぁ、テンションの上げ時には充分注意する必要があるんですね。

クルマの売り子をやってますと顧客と発注に関して契約書を交わすんですね。クルマを発注しますという旨の契約書を交わすんですが。ここで売り子がやってはいけない行為があって。「発注時に喜んではいけない」んですね。顧客が発注のハンコを押す時って、ものすごくテンションが下がるものなんですね。ああ頼んじゃったよ、お金どうすっかな、やっぱ止めとくかなと、顧客はハンコをついて尚悩むものなんですね。そこで眼前にテンション上がりまくった人間がいるとよろしくない。売り子は粛々と契約書を鞄にしまってさっさとその場を去るべきなんですね。かたや顧客が一番テンションが上がるのは「納車時」なんですね。よかったねようやく新車が来たよ嬉しいねと喜ぶものなんですが、実はこの納車時ってのは売り子のテンションは下がりまくってるものでして。僕等売り子はああ納めちゃったよ、これからが面倒だな、三日で煙が出たとかなきゃいいななんぞ考えるモノなんですよね。顧客と売り子の感情の乖離があるとクルマの一生ってのはうまくいかない。顧客のテンションに合わせて僕等売り子は納車時に顧客と共に大いに喜ぶべきという話を先輩から教わったものです。

テンションの上げ時は結構難しい。これを自在に操れてこそ大人なんですね。
成人式の壇上で酒瓶持って上げてよいものでは決してない。大人の分別だと思うんですよね。

ラジオで椎名誠のインタビューが流れてたんですよ。アラスカのアザラシ漁についてだったんですね。アザラシってのはあちらの方々にとっては大変なご馳走で、獲れたら大喜びらしいんですね。
僕も社会的にあるべきテンションの上げ方を身に付けてきた自負があります。僕のテンションの上げ下げは世界標準だろうと信じて疑わない。アラスカの人々と一緒にアザラシ漁をする己を想像し、アザラシヒャッホーイ!と喜ぶ自分を想像したんですね。アラスカの人々が捌くアザラシの肉体に手を突っ込んで暖をとったりするかも知れない。零下50℃とかそんな世界のこと、アザラシの体内の方が余程暖かいんですね。

で、椎名誠がラジオで言ってたんですが。「アラスカの、特に少女達はアザラシの腸を噛み千切ってチューチュー吸う」らしいんですね。なんでもアザラシの腸内にある物体は塩辛のようなモノであるらしく、それはそれで美味しいモノらしいんですね。でも、それはウンコなんですね。

世界標準のテンションコントロールを引っさげてアラスカの人々と共にアザラシ漁の只中にいる僕ですが、アザラシの腸を噛み切ってウンコをチューチュー吸う女子中学生を、ウンコヒャッホーイ!と、ウンコヒャッホホーイ!!と。僕は僕でなくなるのかもしれない。ウンコを吸う少女を俯瞰し僕はアラスカのアザラシ漁において最もテンションを上げる瞬間を迎えるのかもしれない。

テンションの上げ時下げ時ってのは難しくって。人類が多様である限りゴールがないんですね。

あ、このハナシってドラマのレビューなんですよ。
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