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あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
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普遍の愛なんてのは存在しない
2009-03-15 Sun 22:04
歯に詰めていた金属の彼が外れたもんですから、歯医者さんに行ってきたんですよ。外れの原因は「ミルキーをバンバン食ってたらワパッと外れた」だったんですが、あってはならないじゃないですか?36歳の腐った死体がミルキーをバンバン貪っていたなんて。もし問診の際に外れの理由を問われたらフォアグラ的な、粘性の高い何かをヌチャヌチャしてたら外れたと四方義朗的な小ウソをぶっ放す気満々で健軍の歯医者に行ってくれたんですが。別に訊かれないんですね、腐った死体の歯詰金属外れの由なんて。彼らの圧倒的無関心を月光のごとくズルッズルに浴びながら僕の歯医者夜想曲は静かに幕を開けました。

詰め物が外れた云々は僕にとっても(別に痛くはない)、歯医者さんにとっても大した問題ではなかったんですが。問題は別の歯にありまして。実は通院が面倒で治療を途中で止めちゃった歯があるんですね。「アレアレ~?何?このボッコリ穴の開いた奥歯は?」みたいな感じで。歯を診た先生がドS女医みたいな感じで責め上げてくるんですね、実際は女医じゃなくってオッサンだったんですけどね。で、その僕の中でのコンセプトとしての女医さんが言うに「この穴の開いた奥歯は全部抜いて、上にあるオヤシラズをそこに移植しましょう」みたいな説明をし始めたんですね。

司馬遼太郎の小説に「最後の将軍」ってのがあるんですよ。
徳川幕府最後の将軍「徳川慶喜」についてのお話なんですが。その小説の中で「徳川慶喜が女性器を描写して家臣に見せた」ってのがあるんですね。

「徳川慶喜は好奇心旺盛な人物で、いかなるものにも興味を示した」という人物描写の一環で女性器のハナシは作中に折り込まれたものだと思うんですよね。著者の目論見、著者の願いは極端な例をもって示され、結果として徳川慶喜の人物像を読者に強く刷り込んでいくことになっていると思うんですが、そこに犠牲者がいることに著者は気付いていないんですね。

徳川慶喜が一体何を為したのか?大政奉還に何があったのか?それらを全く解せないままただただ「女性器を描写した将軍」、いや、更にわかりやすく言えば「徳川慶喜=女性器」という呪われた方程式を携えて生きていかざるを得なかった僕という被害者の存在を想定していなかったんですね。

著者の願い、著者の目論見が常に祝福されるとは、限らない
彼の願望、彼女の希望、彼らの筋書きが狙い通り実現されるとは、限らない

彼らの正義、彼女の博愛がすべて蓮のように花開くとは、限らないんだ
お仕着せの、正義
与えられた、正解

世界に戦争が無くならない理由
あなたの正義と僕の不幸が重なり合う現実

概念としての女医(実際はオッサン)が僕に与えようとした正義、思いやり、博愛であろう「痛くもないオヤシラズをバコフッと抜いてあろうことか別の奥歯のあった場所にダイナミックに移植してみる」という作戦は、僕にとって正義、思いやり、博愛であるとは限らないんですね。なんで二箇所も抜いて平気でいられるの?なんで戦争が無くならないのか?あなたは考えたことがあるの?

彼らの正義、思いやり、博愛、目論見、狙いはことごとく一義的で、時に残酷なんですね。
人間がわかり合えないのはきっと、偏らない愛情なんてのは本当は無いことの証拠だと、僕は悲しくなるんですよね。
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