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あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
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1085
2011-04-10 Sun 20:12
電話番号を語呂合わせで覚える手段ってあるじゃないですか?通常は店側が求める、あの例の語呂合わせ。「ハトヤは良い風呂」という文言で電話番号末尾4桁の「4126」を覚えさせるみたいな。この例はさすがに古いんですが皆さんの日常にもこういった語呂合わせはあるんじゃないですかね?先日のこと。僕も電話番号を語呂合わせで覚えさせようとする大会に参加したんです。「十徳屋」という居酒屋でのハナシなんですが、僕が見たのは「1085」という電話番号末尾4桁を語呂合わせで覚えてねみたいなチャンピオンシップだったんです。で、その合わせの語呂は「十徳屋へGO!」だったんですね。

十徳屋へGO!
10 8  5

電話番号の上に読み方が振ってあるような看板でしたが、なんていうのかしら?すごく、強引だと思ったんです。「カニが美味しいから来て!来て!」みたいなを無邪気な宣伝文句をワンモアキッスとして併せて綴ってあったんですが、もう、無理だと感じたんですね。これは地球の科学では解明できない届かない。カニには申し訳ないんですがカニの魅力を持ってしても、十徳屋へGO!という語呂を持って電話番号の末尾1085をインスピレーションすることはできないと思ったんです。十徳屋という店名だけで1098と4桁消費してしまう、GOまで数字がもたないと思ったんですね。

なんら抑揚のない、普通の出来事。居酒屋の電話番号を覚えんが為の語呂が多少強引であったとして僕らの人生に影響なんて無いじゃないですか?でも、僕は十徳屋が求めた語呂合わせの事を、忘れてしまったつもりだった昔好きだった女性のことクルマのフロントガラスに桜の花びらがペタッと引っ付く瞬間にそれを切欠としてふっと思い出してしまうように、忘れ去ることが出来ていなかったんですね。それは何故なのか?実は僕は気付いていたんですね。わかっていたから忘れてしまいたいと願っていた、でもそれは叶わなかった。

昔は受け容れられていたかもしれない。

そう、僕がまだ若くて勃起も硬く、想像力豊かなあのキッズの頃であったならば、十徳屋GO!を聞くやいなや末尾1085を見事に、「ク」の無さなんぞを乗り越えて受け容れていたかもしれないと思ったんですね。

僕はいつしか、敷き詰められた決して栄光に向かっていない赤銅色の小汚いレールに拠って安穏、屁理屈ばかりを捏ねる臭い大人に成り下がっていた。想像することを止めてしまっていたんですね。彼の「ク」の無さを彼の瑕疵とし否定し口角泡を飛ばして詰るばかりで、想像の翼を広げ柔らかく、語呂を受け容れる事を止めてしまっていた。十徳屋の語呂を持って思い知らされる冷酷な現実、僕は年を取ったんですね。

無くしてしまったものは取り返せない。じゃあそこに希望はないのか?僕は永遠に十徳屋へ電話することが出来ないのか?

否。

失った想像する力の代わりに僕はいつか別の力を手に入れる、それは「慈しむ力」だと思うんですね。
若くて力溢れ、一足飛びに想像できた代わりに、慈しみの力を持って「ク」の橋を掛けられるようになると思うんです。
十徳屋へGO!と聞くや否や、「ああ、しょうがないな。クが無いけど橋、掛けといてあげるね(CV遠藤久美子)」みたいな感じで語呂を受け容れるように成れると思うんです。

そう考えると僕の未来は明るくて。
でも、明るい未来が十徳屋の語呂だけに限定されていたらそんな未来は、どうなんですかね?ちょっと苦笑いしてしまいそうなんですね。「えっ!」みたいな。「こんだけ?」みたいな。
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