FC2ブログ
あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
ぶっつけ本番で僕らは一体何をぶっつけているのか?
2011-09-25 Sun 11:25
僕はたぶん、走るのが嫌いではないんですね、まったく速くはないんですが爺さんのションベン程度のスピードでトボトボと。たまには地のマラソン大会に出場したりするんです。先日は氷川町という所で開かれた"氷川町梨マラソン"というチャンピオンシップに参加してきました。

大会名の通り氷川町は梨が名産品で、大会のコースも梨山の間を走っていくように設定されているんです。で、走るんですが、走っている間って結構ヒマなんですよ。妙な話なんですが、走ってる間って結構手持ち無沙汰なんですよね。例えば声で操作するように、走りながら出来る、手を使わないで操作できるゲーム機なんてのが開発されれば売れるんじゃないかと思うんですね。「メラ!」って口で言えばメラで攻撃できるみたいな。

そんな、ゲームで息切れしそうな未来は近くまで来ているのかしらなんぞ考えつつ、梨山の上り坂を駆け上っていったんですが。僕のすぐ前を走っていた女性が隣の女性に「私、ぶっつけ本番で今日来ちゃったから、完走できるかな?」なんて話し掛けてたんです。

「ぶっつけ本番」
充分な準備をせずに事に臨むという意味、皆さんも僕も用いる慣用句だと思うんですが、よくよく考えれば一体"何を"ぶっつけてるんですかね?例えば前を走る彼女は今日という本番に何をぶっつけているのか?情熱なのか?準備を怠った恥ずべき自分なのか?それとも全く未知の物質なのか?

ぶっつけ本番で試験に臨む彼は何をぶっつけているのか?
ぶっつけ本番で面接に向かう彼女は何をぶっつけているのか?
準備不足で拙い自分をままよとばかりに本番にぶつけるつもりでいるのであれば、どうしてぶつけるのか?「そっと置く」じゃ駄目なのか?日本中で普通に使用されているぶっつけ本番で、僕らは何をぶっつけているのか?よくわかっていないと思ったんです。

その日は天気が良くて山の緑は青空によく映え、梨の木にはやがて収穫を迎えようかという青い梨達がプリプリと実っていたんですね。で、僕は考えたんです。

ぶっつけ本番でぶっつけるのは、梨でいいんじゃないか?

何を言っているのかわからないかと思うんですが、ぶっつけ本番で僕らがぶっつけるのは、梨でいいと思ったんです。勿論実際梨をぶっつけたら痛いですし、試験会場に梨を投げ込む学生なんてのがいたら合格以前の問題じゃないですか?あくまで仮主語として、そこは梨で良いと思ったんです。仮主語ってのは例えばIt is fine day.(今日は良い天気だ)という英文での「It」のことですね。Itはあくまでも仮の主語で「それ」などと訳すことはない。僕らはぶっつけ本番という言葉を口にするたび、心の中で「・・・梨を」と思うだけで良いと考えたんですね。ぶっつけ本番を聞くたびに「ああ、今日は新高梨?」あたりを思えば良いと思うんです。

梨という仮主語をもってぶっつけ本番は日本語として安定すると思うんです。実際梨だと訳されることもないから使用上の混乱もない。また、ぶっつけ本番でぶっつけるモノを梨とすることは、梨と僕らのトポロジーの追求に他ならないと思うんです。人間と梨の世界の再構成につながると思うんですね。梨は人間に対しての新たな役割を得て、二者の距離はますます近づく。沿道で声援を送ってくれる梨農家の方々の売り上げアップにも繋がるでしょう。

そんなことを考えつつ。梨山の上り坂はどこまでも、どこまでも続いているように思えました。(上り坂ばっかりだったんですよね。きついのなんの)
スポンサーサイト
別窓 | 無駄話 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<日本語の未来 | あばれはちまん | ラーメンとネコの話>>
この記事のコメント
・「みんな梨をぶっつけながら生きてる」
私事なんですが、この記事を読んだ時、モヤっとしてたんですよね。
そのことを忘れかけていたんですが、今日突然ひらめいて、それは「梨でいいんじゃないか?」このフレーズが原因だとわかりました。『ポルセリーナさんは一度この言葉を発している!』その確信の下、僭越ながら「梨」で検索させていただきました。(僭越の使い方が合ってるかわからない)

もしかしたらポルセリーナさん自身忘れているかもしれませんが、去年の11月の記事で、人間の最高到達点は「梨」であると言われてました。結局同じフレーズは出てなかったんですが(残念です) ともあれ、「梨」はポルセリーナ文学において大事なキーワードであるようです。

結論として、「人間の最高到達点は、仮主語である」ということでしょうか?
2011-10-13 Thu 19:22 | URL | ちえみ #-[ 編集] | top↑
・「ちえみさんへ~さすがに無理~」
ちえみさんご指摘の去年の11月の記事っていったら「ウタマロ石鹸」のハナシでして。全く梨に触れていないそれを「梨についての記事である!」と朗々と、瑞々しく歌い上げたちえみさんに対し僕はどう接すれば良いのか?これは新手の禅問答なのか?ウタマロ石鹸と梨をコネクトさせなさいとの無茶振りなのかと考え、唾をゴクリと飲み込んだものです。ご指摘の梨の記事は一昨年でしたね。

書いた本人が忘れていたような記事を思い出してくれてありがとうございます。a=b,a=cだったらb=cだと数学の時間に習ったものですが、僕が書いた二つの梨の記事をまとめると、そうはなっていないですね。
2011-10-13 Thu 23:25 | URL | ポルセリーナ #GBQCP7FA[ 編集] | top↑
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| あばれはちまん |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。