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あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
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大人のチカラ
2012-03-06 Tue 22:22
担当しているお客さんのところで不幸があり、お通夜に参列してきたんです。享年九十余歳、大往生を遂げられたということからか、その日のお通夜は本来のしめやかさの中に幾分かの「温み」がありました。その死を只ひたすら悼み悲しむのではない、九十年以上成し遂げられた故人の生を偲び尊ぶような雰囲気に満ちているようでした。そんな会場の雰囲気にかまけて僕も、不謹慎なことではありましたがたいした緊張感を帯びるでもなくぼんやりとして焼香をする人々を眺めていたんです。

焼香をする人はまず故人の遺影に一礼し、遺族の方々に一礼、焼香をすませ再度遺影に一礼、振り返って他の参列者に一礼する。正式の手順は別にありそうなんですが概ねそんな感じでみんな焼香を済ませていくんですね。一礼をしていく集団を見て僕は

「お辞儀ってのは大人のものだ」

と、つくづく思ったんですね。子供より大人、それも高齢であればあるほどピシッと腰の入った、まるでお手本のようなお辞儀をしていく。大人のマナー講座みたいなヤツを新人の頃受けた覚えがあるんです。「お辞儀の角度は何十度」みたいなハナシを講師から教えられたんですが。そんなモノは見せ掛けの生兵法だと確信できる、本当のお辞儀ってのがあるのなら、眼前の大人が行っているそれがそうなんだろう。お通夜には中学生位の子供達も参列していて彼らも回りの大人に倣ってお辞儀をしていくんですが、首がグラグラと座っていないようでおよそお辞儀であるとはいえない。お辞儀ってのは大人のものなんだと、歳を経ないと身に付かないものなんだろうと思ったんです。

先日、友人と飲みにいったんですね。学生時分からですからもう20年くらいの付き合いになる彼らと、会えばいろんな事について語りあうんですが。今回はチト違う、何やら親の介護やら、子供の教育やら。いつもの、田んぼでサッカーをしていた彼らはいつのまにか、顔に以前より少し影の部分を多く作り年相応の悩みをぽつりぽつり話すようになった。

大人になるって、つまり積み重なっていくことなんだと思うんですね。
時間が、経験が、苦労が、幸せが

ああ、お辞儀だけじゃないな、お辞儀だけじゃない。
歳を経て重なった深みや落ち着きが日常の何気ない所作にフッと顕れる。それはお辞儀の時であったり、親の介護について話す時であったり。
大人の力ってのは積み重なって結実してくもんなんだな、と思ったんですね。

子供の教育について悩む彼が僕に尋ねます。「ポルセは最近どうなのよ?」
で、僕の最近ってのが




nanoblock.jpg
これなんですが。nanoblock(ナノブロック)というレゴの小っさい版みたいなヤツがあって、最近これにはまってるんですが、なんていうのかしら?ちょっと、僕だけ積み重なってないなと思ったんですね。小さいブロックがオウムやキリンのカタチに積み重なっただけで。なんか、深みというか落ち着きというか、そこらへんが欠けているような気が・・・。

あの夜のお通夜で一礼を重ねた僕は、あの大人達の立派なお辞儀とまではいかなくっても、そこそこのお辞儀は出来ているハズだと思っていたんですね。それがどうでしょう、僕のお辞儀はあのキッズ達と何ら変わらない、首グッラグラのヘナチョコションベンだったのかと思うと、ちょっと泣きそうにになるんですよね。
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この記事のコメント
・「」
ポルセリーナさんの最近の記事、筆がノリノリで走ってる感じが伝わってくるんですが、気のせいでしょうか?
なので、たまにはもっとマシなコメントをしたいと思ってるんですけど・・・

どうしてこうなるかな(・3・)
8GBでしたっけ?スマホのカメラ。
単刀直入に言って、画質が・・・(ナノブロックのモザイクのせいでしょうか?)背景も多分、いつもの濃いブルーのはずが、かなり色あせている(あえての色加工だったらすみません)。
さらに、ここからが大事なんですが、前記事の「紅白まんじゅうの紅い方」という写真が、どう見ても「白い方」に見えていたということです。そして今、再度確認しようとしたら、まさかのナノブロックでした(えぇ!?)
「白まんじゅう」の時には、一時開いたコメント欄を(大人げないよね)と思って閉じたんですが、こう畳み掛けてこられると思いのほかダメージが大きいというか。これを全部スルーできるほど、大人じゃないです。
2012-03-07 Wed 17:10 | URL | ちえみ #-[ 編集] | top↑
・「ちえみさんへ~僕のスマートフォンは断じて悪くない~」
なんかの推理小説だと思うんですが、トリックを駆使して殺人を重ねた犯人の動機が「小説で描かれるような芸術的な犯罪を犯したい」だったってハナシを読んだことがあるんです。犯人は警官だったんですが元々は犯罪のマニアで、特等席で犯罪を観劇したいとの理由で警官を志したような輩なんですが。実際に起る犯罪なんて小説みたいな派手なものや、練りに練った上で実行されるものなど無いんですね。「それじゃあ俺が…」といった具合に犯行に及んだんです。事実は小説より奇なりなんてのはレアなケースで。事実ってのは殆どが色褪せているものなんです。翻って今回のちえみさんの白まんじゅう事変なんですが、喩えは悪いんですが色褪せの事実に芸術を求めたあの警官と同じようだと思ったんですね。

紅い紅いと思いたいちえみさんの気持ちが、ホントはそんなに紅くないまんじゅうを紅に染めたと思うんです。だから、実際の紅まんじゅうを見てそれを白まんじゅうだと見誤ったんだと思うんです

紅い紅いと願ったまんじゅうは、実際そんなに紅くないんですね。
僕が上げた写真の紅さこそが真実なんですが、ちえみさんにはその色褪せた事実が我慢できなかったのでしょうね。
2012-03-07 Wed 22:09 | URL | ポルセリーナ #GBQCP7FA[ 編集] | top↑
・「」
ポルセリーナさん、こんばんは。

犯罪マニア(ていうか犯罪者)に喩えられてしまったことについては、全然怒ってないんですが。それより、例のまんじゅうの写真はまだ戻さないんですか?
まさか、あまりの白さに気づいて戻せなくなったんじゃないかと心配になりました。

ポルセリーナさんのお返事を踏まえて、もう一度紅まんじゅうの真実を見てみようと思います。
なので戻してくれるのを待ってます。(色加工はダメですよ)
2012-03-13 Tue 20:23 | URL | ちえみ #-[ 編集] | top↑
・「ちえみさんへ~はしか~」
ご指摘の通り、なんかファイル名が違ってた的なアレでまんじゅうの写真が入れ替わってました。ついでだからちょっと大きくしておきますね。で、ちえみさん。どうか今回のこの事「世界中に散らばる紅白まんじゅうの紅い方は僕の上げた写真のそれのように実際はそんなに紅くないんだけど、ちえみさんの紅白まんじゅうにドラマを求める気持ちが、世界中の紅いまんじゅうはあの写真ような色褪せた事実の深海に沈んでいるのではなく、それはまるで夕焼けのように紅い、いや、紅くなけらばならない!ポルセの野郎が上げたのは白いまんじゅうじゃないのか?」を、あまり気にしないで欲しいんです。誰もが通る道、なんですね。ちえみさんはまだ若くって。いろんなものが事実以上に美しく見える、紅いまんじゅうが紅く見えない、白にしか見えないのは"はしか"みたいなものなんだと思うんですね。
2012-03-13 Tue 21:51 | URL | ポルセリーナ #GBQCP7FA[ 編集] | top↑
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