あばれはちまん 奇蹟なんてどこにでもあるのに
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メン・イン・ブラック3
2012-06-17 Sun 08:53
先日のこと、「舟を編む」という本を読んだんです。今年の本屋大賞受賞作ですから読んだ方も多いと思うんですが、国語辞書を編集する人々の奮闘を記した作品なんですね。「舟を編む」というのが何を意味するのかは実際読んでみて確かめて欲しいんですが、僕もちょっとお舟を編んでみたい、そして僕が編んだ、型は古いが時化には強い俺と兄貴の命のゆりかごのような小舟で世間という荒波を見事渡りきりたい、そう思ったんですね。「舟を編む」における舟とはだいぶ趣きが変わってきたんですが、まぁ言葉について深く考えてみたいと思ったんです。

「しっとり」って文言があるじゃないですか?しっとりって、実はすごい言葉だと思うんですね。「"しっとり"という状態を定義するとして、"しっとり"という言葉を用いずしてそれを行うことは出来ない」んだと思うんです。

しっとり(副・自サ)
①かるくしめりけが行きわたるようす
②しずかで、おちついたようす

なるほど辞書にはこう記してあるんですが、これで「しっとり」を説明できているのか?甚だ疑問だと思うんです。しっとりとした質感を売りにするお高いティッシュがあるじゃないですか?あのティッシュでの「しっとり」を説明するとして、そのティッシュのしっとりとした質感の"しっとり"ってなんですか?と外国人に問われたとして、「湿ってないけど湿ったような感じ」とするのは野暮だと思うんです。「しっとり」は、つまり「しっとり」だよと言ってしまった方が乱暴に見えて実は的を射ていると感じるんですね。考えるんじゃない、感じるんだという具合で。

言葉を定義付けるにして、対象の言葉を定義中に用いてはいけないのってのは定義というものの大前提なんですが、こと「しっとり」という文言について人類はそれを定義付けるに足る代用の言葉を持っていない、そう思うんですね。しっとりって、つまりしっとりってことだよと。

言葉の概念を超えつつある「しっとり様」なんすが。僕は、しっとりを捉えることが出来そうな言葉を思いついたんですよね。

「後家さんに恋をした」
これなんですが。

しっとり(副・自サ)
①かるくしめりけが行きわたるようす
②しずかで、おちついたようす
③後家さんに恋をした時のような淡い感情
辞書にはこう記してもいいでしょうし、前述ティッシュについては「後家さんに恋をした時の気持ちのような肌触り」とすれば良いでしょう。

「しっとり」という言葉はいかにも日本語であるように振舞っていますが、実は宇宙からやって来た宇宙人じゃないのか?僕はそう睨んでいるんですよ。何を言っているのかわからないかも知れませんが、しっとりの、あの説明できない感じは地球の科学では解明できない、そう考えるんです。しっとりに唯一対抗できるのが「後家さんに恋をした」という文字の奇跡の組み合わせだと思うんです。

「しっとり」のように僕らの日常にありふれている言葉は実は宇宙からやって来た。だが私達に「後家さんに恋をした」という言葉があるように、私達は宇宙人に対抗することができる、そんな、日々宇宙人と格闘する男達を描いた話題作メン・イン・ブラック3、絶賛公開中!!
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